聖火リレーと能勢菊炭 4月13日つなぎます。

私は「茶の湯」文化で用いられる「菊炭」を焼いています。茶の湯は日本人の心遣いの原点と思っています。炭ひとつでも様々な作法があり、その信頼にこたえる炭をつくることが私の仕事です。炭の火の色や香り、音、灰の形までも楽しむ日本人。 世界には多くの国・人種がありそれぞれ大切な固有の文化があります。日本の文化を発信することは、世界の文化を理解することにつながると思います。また、日本人自体が忘れ去っている大切な文化があると思います。オリンピックはそのことを改めて見直す機会にもなるのでは。世界から来訪される方々への発信、それは日本への発信と表裏の関係にあります。500年の歴史をもつ「菊炭」を伝統の地で焼く職人は大阪で1人、兵庫で1人にまで減少しています。私はオリンピックの聖火をつなぐランナー、そしてニッポン文化を次代につなぐランナーとして世界や日本の人々へひとつの文化を伝えることができれば幸せです。

私が聖火リレーに協力することになったお話しです。私はこれまで茶道の先生方より海外でのお稽古用に茶の湯炭を持参したい、届けたいとの相談を受けてきました。しかしながら危険物に該当し空輸ができなかったことから約3年の年月をかけて各業界方々の協力を得てこの度空輸での取り扱いが可能となりました。その調整協力企業にJAL様がおられオリンピックスポンサー推薦枠のひとりとして推挙いただきました。上記はその時の私の想いの作文です。

コロナ感染拡大のさなか心中は複雑ですが、一心に目標に向かって努力されてきましたアスリートのみなさんに少しでも前向きに頑張ってもらえるよう。私はこうした機会を与えていただいたJAL様に感謝し走らせていただきます。皆さんもアスリートが力を発揮できるよう応援いただきたいと思います。

一緒に聖火リレーに参加してもらう気持ちになってもらうため、少しルールの資料を掲載いたします。一緒にリレーに協力しましょう!!

https://tokyo2020.org/ja/torch/route/osaka/

 


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