一昨年も地元伝統産業と環境保全のテーマでのお話する機会をいただきました。
1年間の集中授業(多くの先生やスタッフの方々が懸命に関わってくれる授業)は素晴らしい生徒、ひとに成長させるということを実感しました。
発表会では筋書きのない英語での質問に臆することなく英語で答える生徒たち、そしてこれまでにないような難関大学への進学の話を聞くと、高校の格式を何段階も引き上げてくれたと感じているのは私だけではないと思います。
今後ますますグローバル人材は求められます。我が国日本の文化を外国語で語ることは異文化理解に繋がるものと思います。望ましい地球環境づくりに貢献する人材が多く生まれてくることを期待したいです。
今期のテーマも経済活動と環境保全です。
世界共通テーマである「持続可能な社会づくり(サスティナブル・ソサエティ)」について、私は「日本の里山と菊炭つくり」から思いを伝えました。
私が取材を受けたテレビ番組を活用して我が町のそして我が国の里山文化の一面を私なりに伝えました。
○NHK BS「日本の里山」
○NHK Eテレ「表千家 炭手前」
○BS朝日 「エコの作法 還す×炭」
私は、化石燃料・資源の乏しい日本だからこそ資源を大切に、そして持続可能性を意識した暮らしを行なってきたのだと思います。
その日本の智慧は今や地球環境保全活動の基本的な考え方に繋がっています。日本人のDNAに省資源・省エネルギー的発想能力が受けつがれているとするならばその特性を活かして世界で活躍する時がきています。